2020/11/26, 27 東京都で開催された日本DNA多型学会第29回学術集会で配属学生が発表を行いました。1つ目の発表は、「市場品CBDオイルおよびヘンプシードオイルの品質管理」に関する研究発表です。
近年では健康や美容目的で、大麻由来製品であるCBDオイルやヘンプシードオイルが注目を集めており、その市場規模は国内外で急速に拡大しています。しかし、日本ではCBDオイルから違法成分であるTHCが検出され、商品回収や販売中止事例が報告されており、製品の安全性が懸念されています。本発表では、市販の大麻由来オイル製品の安全性管理や品質管理のために、成分分析やDNA分析を実施し、製品間の品質のバラツキを示し、新たな品質管理法の提案をしました。本研究結果の一部はこちらに掲載されています。